Mummy-DがCMに出演?!モンストで教師役、留学JAPANで父親役に?村上虹郎と共演!

RHYMESTER(ライムスター)のメンバーとして活動するMummy-D。

日本のヒップホップ界での活躍はもちろんのこと、

そのジャンルを超えて様々なアーティストをプロディースしています。

最近は音楽業界にとどまらず、ドラマやCM、そして役者までも…?!

今回はそんな多才な人物Mummy-Dが出演していると話題になっているCMに迫ります。

モンストのCMに教師役で出ているのはあのMummy-Dなの?!

2016年8月から放映されているモンストのCMにMummy-Dが出演している?!と話題になりました。

その話題のCMは、

「モンスターストライク(モンスト)TV CM【帰りたくない篇】」

CMの冒頭で、放課後に携帯をいじりながら和気あいあいとしている高校生達がいる教室へ、

「おい、おまえら!早く帰れ!!」

と怒鳴る教師が出てきます。その部分はほんの数秒なので、「えっ!いまのもしかして?!」くらいでまだ確信が持てないのですが、その後に続く「明日もあるだろう」と仏頂面で言う場面や、生徒に詰め寄られるシーン、そしてその生徒たちの真剣なまなざしを受けてふっと笑うところまできて、やっと確信が持てました。

そして決定的なのが、ラストで

「奇跡があふれる~♪」

と歌うシーンです。もうこれは間違いなくMummy-Dの声です!!

CMは爽やかな雰囲気の中、高校生たちの「これぞ青春!」と言えるような日常のシーンが描かれています。部活、恋の悩み、友達関係、進路選択、将来への希望・・・モンスターストライクとは全く関係のなさそうな内容ですが、中高生をターゲットにモンストのイメージアップを図っていると考えると、とても効果的なCMなのではないかと思います。

それにしても教師役がMummy-Dとは、斬新なセンスですね。

口うるさくて怖そうだけど生徒思い・・・そんな教師像が伝わってきました。

Mummy-Dが留学JAPANのウェブCMの父親役に!!

そして2016年4月に公開された文科省のウェブムービーにも、Mummy-Dが出演している?!との情報があります。

そのウェブCMは学生の海外留学を促進するためのキャンペーンのひとつとして作られた

「トビタテ!留学JAPAN」スペシャルムービー『DEAR FATHER』

というムービーです。

なかなか本音を言えない息子と口下手な父親のラップによるやり取りで構成されています。

5分ほどのムービーですが、ほとんどがオケのない、アカペラでのシーンとなっています。

街で金属加工をしながら家族を支えてきた父の工場を継ぐために、機械系の学科を選択した息子ケンジ。しかしケンジの本当にやりたいは別にあった。密かにニューヨークで建築家になることを夢見ていたのだ。そのことにずっと後ろめたさを感じていたケンジだが、試験を前に、父親に本音をぶつける決心をする。これまで言えなかったケンジの思いを受け止めた父親はどんな反応をするのか・・・?

初めてこのムービーを見た時に思わずほろりと涙がこぼれたほど、感動しました。

息子と父親、ふたりの不器用なお互いへの愛と敬意の気持ちが

痛いほど伝わってきたからです。

父親役が最初のうちは背を向けていたため、誰が演じているのか確信が持てませんでしたが、息子へのアンサーラップが始まった瞬間、Mummy-Dであることがわかりました。

このCMを見て頭に浮かんだのは、Mummy-Dの「日本の親父、昭和の親父」という曲です。彼のおじさんをモチーフに作られた作品ですが、そこに出てくる「親父」も、引き継いだ塗装業で家族を養い、愚痴もこぼさず、不器用な愛情表現と優しさで厳しく子どもたちを育て上げています。

多くを語らずその背中で生き様を語る、ニッポンの昭和の親父のような父親。

言葉にしなくても伝わることがある。

でも、やっぱり言葉にしないと伝わらないこともある。

そんなメッセージを感じるムービーでした。

ちなみに、この息子ケンジを演じているのは、俳優の村上虹郎(むらかみにじろう)さん。父は俳優の村上淳さんだそうです。そして母は歌手のUAさんだというのですから驚きです!

Mummy-Dって誰?どんな人??

さて、このようなCMに出ているMummy-Dはどんな人物なのか、

ご存知の方が多いかと思いますが、改めてここで彼を紹介していきたいと思います。

Mummy-D(マミーディー)

1970年4月14日 生まれ

日本のヒップホップグループ、RHYMESTERのMC、マイクロフォンNo.2。

本名、坂間 大介(さかま だいすけ)。

弟は同じくヒップホップMCのKOHEI JAPAN。

1989年大学在学中に宇多丸とグループ結成。

ライブ活動を中心に黎明期より日本のヒップホップ・シーンを牽引してきた。

公式ホームページやWikiを見てみるとわかるんですが、Mummy-Dって本当にいろんなアーティストに関わっているんです。客演も星の数ほど!(おおげさ…では決してありません!)どれだけ日本のヒップホップ界、いやいや、日本の音楽界に欠かせない存在かがわかります。

そしてなんといってもそのラップの上手さ!!!

非常に個人的意見かもしれませんが、日本人ラッパーで一番ラップが上手なのはMummy-Dなんじゃないかって思っています。一度聴いたら忘れられない独特の声にオリジナリティーしか感じられないフロウ、そして圧巻のライム。いつまで続くんだこのライミングは!と目が丸くなるほどの曲もあります。

でもやっぱりMummy-Dが素晴らしいのは、

Dさんのスピリットがラップを通して聴いている人に感動を与えているからだと思います。

Mummy-Dが「マボロシ」というユニットで活動していた時にリリースした「マボロシのシ」というアルバムの中に、「HERO」という曲があります。

曲のストーリーは、バンドを組んで有名になることを夢見ていた高校生2人がそれぞれ別の道を歩み、それまではあこがれの人の真似事でナンバーワンを目指していたけれども、紆余曲折を経てある時自分だけの基準を見出す(=オリジナリティーを生み出す)というものです。

人は最初に憧れの人物がいて、追いつき追い越そうとするんだけど、その人にはなれない現実に直面し、挫折を味わう。その先に「らしさ」を見つけられた人が次のスターになる。

Mummy-D自身がこのように解説しているように、

「HERO」には、彼が今まで人生を歩んできて得た成功の法則とも言える非常に重要なメッセージが込められています。そこには、目標に向かって努力を続けていく勤勉さや忍耐力、自分の可能性を信じ続ける勇気など、Mummy-Dの人としての在り方や志が詰まっているのです。

スキルとかテクニックはもちろん大事ですが、最終的に何が人に影響を与えるかというと、その人の「人格」だと思います。人間の内面にある人格的なことが曲を通して伝わってくるかどうかというのが、真のアーティストかどうかだと感じています。

そういった意味でMummy-Dはホンモノのアーティストのひとりだと思います。

まとめ

RHYMESTERのMummy-Dは、

何とモンストのCMに教師役として出演!

さらに父親役として、文科省のウェブムービー「留学JAPAN」のCMにまで出演していた!

今後、もっともっといろんなところでDさんのラップがきけることを願って止みません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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